いつからかよくメディアで取り上げられる様になった「ミニマルな暮らし」。
モノに囲まれてモノに振り回されて生きる事に疲れた人達が辿り着いた暮らし方。
余計なモノが一切出ていない、生活感のない家~確かに、メディアで取り上げられるミニマリストさんのお家の写真なんかをみると、スッキリしていて素敵!
そこで
「よし!私もスッキリした暮らしを目指すぞ~!」
と断捨離やら片づけ術をいろいろと試してみたのですが、どうも辿り着けません。
自分ひとりの家ではない、モノを捨てたがらない父さんに加え、散らかす子ども達がいるというのもあるけど
「どうやら私もそっち側なんじゃないかな…?」
と最近は思う様になりました。
以前、何気なくテレビを付けていたら、大御所の落語家さんのお宅の台所から中継していて、その家は所謂昔ながらの作りで、定番の壁付の流し台。懐かしい擦りガラスの窓の手前には所狭しと漂白剤はじめ、いろんなモノがひしめき合って並んでいて、もう、ミニマルの対極なんだけど…でも、それを見た時にホッとしまして。
この家にはこの家の秩序がある。それでいいんじゃないか、って。
そういった自分を認めた時、生活感のない家作りを諦める事が出来ました。
それに、デザインや色に拘って使い勝手が悪いモノを我慢して使うより、実用性がある方がいい。
もっとも、これは歳を取って、美しさをキープするための手間が面倒に感じられる様になったせいかもしれないですが。
残念だけど、私には生活感のない家はきっと落ち着かない。
『自分の秩序に基づいた、我が家らしい愛のある空間』
これが、今の私が目指す暮らし方です。
使うモノは出しっぱなしの方が楽。齢を重ねて、キッチングローブをしないと肌荒れする様になり、いろいろと試した結果、marigoldのゴム手袋に辿り着きました。この赤が存在する時点で、白で統一された空間は無理になりました。
冷蔵庫。いつの間にか子ども達が貼る貼る!それを止めさせるなんて、つまんないよね。あ、冷マ(冷蔵庫に貼るマグネットタイプの広告)はみうらじゅんを倣って、母さんが貼ってます(笑)
*******************
でもお掃除はきちんとやろうね~と自分に言い聞かせながらブログアップ。
ご訪問ありがとうございました♡あなたにとって良い春の一日になります様に。
コメント